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週刊かわら版
桑原専慶流いけばな展
倉敷市民会館
2018年4月20日
4月20日から4日間の日程で、倉敷市民会館を会場に、桑原専慶流岡山県本部の主催によるいけばな展が開かれました。初日の20日は、桑原専慶流の15世の家元の桑原 仙渓(くわはら せんけい)氏が来場者の前で花を生ける「花手前(はなてまえ)」を披露しました。桑原専慶流は、京都に家元を置く華道の流派で、およそ350年の歴史があります。江戸時代の初期には、七世の家元が、玉島の長尾にある善昌寺(ぜんしょうじ)に長らく滞在した縁(えん)から、現在でも、玉島地区に多くの会員がいます。このいけばな展も、大正時代から続いていて、今回は、岡山県本部の会長をつとめる船穂の小野 樹仙(おの じゅせん)さんを始め、およそ200人が生け花を出品しました。どの作品も、山々の新緑が映えるこれからの季節をイメージさせる みずみずしい雰囲気のものが揃い、訪れた人たちも一つ一つの作品の前で足を止めてじっくりと観賞していました。