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週刊かわら版

くらしき作陽大学で災害時対策実習

2018年6月19日

災害の発生時に被災者ひとりひとりを支える栄養士を養成しようとくらしき作陽大学が開いている、現代食文化学科の3年生を対象にした災害時対策実習が行われ、給食計画論実習を履修している学生40人が、実習に取り組みました。献立は、学生が考案した「玄米入り炊き込みご飯」と「味噌汁」「野菜ジュース」です。献立には、炊飯した米を乾燥処理した「アルファー化米」や、缶詰などの備蓄品を使用し、災害時に不足しがちなビタミンや食物繊維、鉄分を摂取できるように配慮されていて、学生たちは、およそ300食分の準備にあたりました。このほか、災害時に必要な備蓄品の展示や、倉敷市と連携した講座、防災危機管理室の職員や玉島消防署北出張所の署員による講話なども行われました。