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週刊かわら版

水島空襲の日に平和の鐘

水島緑地福田公園

2018年6月22日

「水島空襲の日」にあたる6月22日に、水島緑地福田公園で、倉敷市が主催する平和の鐘を鳴らす行事が行われ、市民などおよそ50人が参加しました。水島空襲は、第二次世界大戦末期の1945年の6月22日に、アメリカ軍の爆撃機が三菱重工業 水島航空機製作所を攻撃したもので、投下された爆弾により11名が亡くなった他、46人の重軽傷者を出しましたが、軍需工場を狙った空爆だったため、当時新聞での報道もなく、機密事項とされていました。 倉敷市は、昭和61年に「平和都市宣言」を行い、平成2年に福田公園に平和の鐘を建立し、ほかに、広島と長崎の原爆の日と終戦記念日に平和の鐘を鳴らしています。この日は、市民を代表して玉島勇崎に住む亀鷹 莞爾(かめたかカンジ)さんが、空襲のあった時刻の午前8時36分にあわせて鐘を鳴らし、参加者が1分間黙祷をささげました。