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週刊かわら版

真備の水害 玉島にも避難者

2018年7月8日

真備町の大規模な水害に対応するため、玉島にも、避難所や救助隊の起点が設けられました。豪雨により、小田川が決壊した真備町では、雨が止んだ8日も、まだ水が引かず、ボートでの救助活動に加えて、岡山県の防災ヘリや自衛隊のヘリコプターが空からの救助活動にあたりました。この水害を受けて、国は、緊急消防援助隊の愛知県大隊に出動を要請し、7日から玉島の森を起点に救助活動を始めました。また、真備から乙島小学校に避難している人たちの支援活動を7日から行っている乙島小学校区のコミュニティ協議会と社会福祉協議会では、現在2つの協議会が運営しているコミュニティタクシーを、通常運行日の火曜日と金曜日を除く週に5日、避難者のために無償で運行することを決めました。避難所となっている乙島小学校の体育館には、企業から支援物資のパンやおにぎりが届けられた他、水に濡れた状態で救助された避難者のために、玉島地区の住民などから衣類も届けられました。玉島支所には、真備の水害で被災した人を支援しようと、徳島市から物資が届きました。玉島地区に設けられた避難所の一つ、上成小学校では、7月6日の夜から、上成地区社会福祉協議会や上成地区の民生委員などが炊き出しを行い、近隣のスーパーや商店などから、多くの差し入れも届きました。