南浦小学校のグランドで、南浦町内会と岩谷町内会合同の盆踊り大会が開かれました。開会式では、南浦町内会の小林一郎会長と、南浦小学校の田中始子(たなか もとこ)校長がそれぞれ挨拶にたちました。開会式に続いて、先祖の供養が行われ、海蔵寺の赤松秀映(あかまつ しゅうえい)住職が読経しました。その後、盆踊りへと移り、良寛音頭と良寛ばやしを踊った後、南浦地区に古くから伝わる｢一つ拍子踊り｣を踊りました。南浦地区では、一旦途絶えていた踊りを復活させようと、昭和51年に、｢一つ拍子保存会｣を発足し、以来、地元の伝統の踊りを継承していこうと、毎年、8月14日に盆踊り大会を開いているほか、南浦小学校の子どもたちに｢一つ拍子踊り｣の指導を行っています。盆踊り大会では、子どもも大人も一緒にやぐらを囲んで独特の拍子で趣ある踊りを楽しんでいました。