たまテレちゃんねる

週刊かわら版

柳井原で魚供養

柳井原貯水池

2018年8月15日

柳井原貯水池のほとりで、柳井原コミュニティ協議会が主催する「魚供養」が行われました。コニュミティ協議会の役員を含むおよそ40人が参加して行われた「魚供養」では、はじめに、協議会の会長をつとめる安藤 貴友(あんどう たかとも)さんが挨拶し、この法要を行うことになった経緯を説明しました。柳井原貯水池では、長年にわたって、フナの放流と漁が行われ、毎年冬には、コミュニティ協議会の主催で「ふなめし祭り」が開催されていました。 柳井原地区に多くの恵みをもたらしてきた貯水池でしたが、小田川の付け替え工事が本格的に始まることを受けて、フナの放流と漁ができなくなり、「ふなめし祭り」も今年限りで終了することになりました。この法要は、これまで柳井原地区を支えてくれた魚に感謝しようと企画されたもので、宝満寺の松本 賢章(まつもとけんしょう)さんが導師をつとめました。参加した人たちは、松本さんが経文を唱える中、順番に焼香をして、手をあわせました。そして、フナの放流と漁を行ってきた「柳井原養魚組合」の関係者が、バケツに入ったフナや小魚を貯水池に流しました。