岡山県内の3つの地区の予選を突破した代表・20校がトーナメント戦を繰り広げる「秋季岡山県高校野球大会」は、10月1日に、倉敷マスカットスタジアムで準々決勝の4試合が行われました。今年は、秋の中国大会が岡山県で開催されることからこの準々決勝で勝利をおさめると、中国大会への出場が決まります。初戦となった2回戦で完封勝利をおさめ、ベスト8進出を果たした玉島商業高校は、2年ぶりとなる中国大会出場をかけて、関西高校と対戦しました。3回までは、お互いに一歩も譲らない展開でしたが、玉商は4回と5回に、関西に1点ずつ奪われ、さらに、7回の表には、ツーアウト満塁から走者一掃のタイムリーヒットを打たれ、関西に5点のリードを許します。一矢報いたい玉商は、8回のウラ、ツーアウトながらヒットのランナーを1塁に置き、5番の行成くんの打席を迎えます。ここで、相手のバッテリーのミスをついて、ランナーが2塁に進みます。この場面で行成くんが、タイムリーツーベースヒットを放ち、2塁ランナーがホームイン!玉商が1点を返し、意地を見せます。しかし、玉商は、9回にも関西に1点を奪われ、6対1で敗れ、中国大会出場はなりませんでした。