たまテレちゃんねる

週刊かわら版

乙島まつり

戸島神社

2018年10月28日

平成4年に倉敷市の重要無形民俗文化財に指定された戸島神社の秋季例大祭「乙島まつり」が本祭りの日を迎え、神社の御霊をのせた金の神輿が早朝から御神幸に出発しました。神輿を載せたトラックは、午前11時前に、今年の祭りの大当番をつとめる畑の公民館で神事を執り行いました。神事には、畑町内会の原田 博正会長など町内の関係者と、戸島神社の氏子総代や責任役員が参列し、祝詞の奏上や玉串の奉奠などが行われました。その後、公民館の中で昼食を取り、桑野 重臣宮司から 畑町内会へ感謝状が贈られました。そして、金の神輿が戸島神社に戻ると、乙島の12の地区の千歳楽と御船、それにだんじりが石段を上がってくる「夜の宮入り」が始まりました。それぞれの町内は、華やか且つ勇壮な練りを披露し、3つの町内の御船による「三艘船」も行われました。その後、伝統の奴踊りと鬼の演武、それに、獅子舞の奉納が順に行われました。すべての奉納が終わると、乙島まつり保存会の猪木源三会長が挨拶し、「今年の祭りは、特に被災した人たちに元気を届けたいとみんなで協力し、無事に開催できました。」と述べました。そして本団長をつとめた船堀の織田 圭輔さんが挨拶し、全員で万歳三唱をして、今年の乙島まつりを終えました。