東京の新宿にある歌声喫茶「ともしび」のメンバーによる出前歌声喫茶が、真備町にある岡田小学校で開かれました。「ともしび」は、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北を元気づけようと、三陸鉄道の車内で歌声喫茶を開催するなど、ボランティア活動にも取り組んでいます。今回のイベントは、真備町の歌声喫茶のクラブ「岡田シニア倶楽部」が、豪雨災害による厳しい現状を乗り越えて活動を再開したという話を「ともしび」のメンバーが知り、「ぜひ活動を応援したい。」と申し出て実現したものです。ともしびからは、先導役をつとめる歌い手2人とアコーディオン奏者が訪れた他、ともしびの活動に協力している玉島在住のピアノ奏者田中 幸子(さちこ)さんも参加しました。また、会場の音響設備も玉島の業者がボランティアで協力するなど、被災地の真備での歌声喫茶は、多くの人の思いやりの心が溢れるイベントとなりました。