たまテレちゃんねる

週刊かわら版

高馬川の復旧工事開始にあわせ県と国が現地説明会

2019年2月12日

真備町箭田の高馬川の左岸で、備中県民局と国土交通省 岡山河川事務所の職員による豪雨災害の復旧工事の現地説明会が行われました。岡山県は、西日本豪雨で高馬川の両岸が決壊したことを受けて、9日から、決壊箇所にあたる小田川との合流点のそばの約60メートルの区間の復旧工事を始めました。今回の工事では、高馬川の両岸の堤防の高さを小田川の堤防の高さに合わせ、幅も8メートル程度ひろげます。さらに、川の両岸の内側には、矢板(やいた)を打ち込み、コンクリートブロックで補強する他、堤防の盛り土に浸透した水を抜くための「ドレーン工」も設置します。今回の約60メートルの区間の工事は、6月中旬の完了を目標としています。また、この日は、昨年の11月から工事が始まっている高馬川の合流点のそばの 小田川の堤防の復旧工事の概要も説明されました。この工事は、高梁川との合流点から、3.2キロの地点で、東西で100メートルの区間の堤防の幅をこれまでの6メートルから26メートルに広げる他、堤防の内側は、コンクリートブロックで補強し、堤防への水の浸透を防ぐための矢板も打ち込みます。