倉敷市の創作舞台育成事業として、玉島で昨年の6月から取り組みが進められていたオリジナル創作ミュージカル「湊玉嶋刻紡ぎ」が2日間の日程で上演されました。このミュージカルは、倉敷シティバレエを主宰している後藤田 恵子さんが脚本を執筆していて、北前船の寄港地だった江戸時代末期の玉島を舞台に、実在の人物とからめて感動の物語に仕上げています。会場となった玉島文化センターの展示室では、物産展も行われ、玉島の名菓や北前船の寄港地の特産品などが販売されました。ロビーには、実物の10分の1サイズの北前船の模型や玉島の今昔を知る写真が展示された他、茶席も設けられ、訪れた人たちが上演前のひと時を楽しみました。