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週刊かわら版

末政川復旧工事の現地説明会

2019年3月27日

昨年7月の豪雨で決壊した真備町の末政川の復旧工事の概要について、備中県民局の職員による現地説明会が開かれました。末政川は、川の両岸と有井(ありい)橋付近の3ケ所が決壊していて、昨年の12月に復旧工事に着手しました。真備町では小田川のほか、真谷川と高馬川、末政川の3つの支流が決壊していて、支流の復旧工事の中では、末政川が最後の着工となります。県民局によると、末政川は、川沿いに家が密集していたため、被災家屋の撤去や拡幅のための用地買収といった対応が必要だったことから着手が遅れたということです。今回の工事では、堤防の幅を外側に12メートル広げるほか、地盤への水の侵入を防ぐ板の設置や 水の流れが強く当たる箇所の補強といった作業を、6月頃までに終える予定としています。その後、9月頃までに堤防のかさ上げを予定しています。