たまテレちゃんねる

週刊かわら版

市民ふれあいトーク

ライフパーク倉敷

2019年4月18日

昨年の5月に行われて以降、豪雨災害の影響で途絶えていた「市民ふれあいトーク」が、およそ11カ月ぶりにライフパーク倉敷で開かれました。今回は、「ずっと暮らしたい倉敷のまちづくり」と題し、市内在住の人を中心におよそ40人が参加しました。このうち、玉島陶・服部地域まちづくり協議会の会長をつとめる小野 健児(おのケンジ)さんは、協議会が取り組んできた、移住希望者の受け入れ活動や、空き家の活用に関する取り組みを説明し、「この地域が、市街化調整区域にあたることから限界がある」と述べ、「若者が定着し、移住者も家が建てられるよう、見直して欲しい」と要望しました。また、乙島小学校区自主防災組織連絡会の会長をつとめる白神 実(しらがミノル)さんは、災害発生時の避難所の早期開設を求め、伊東市長に、署名と要望書を手渡しました。防災士の資格を持つ白神さんは、昨年の7月豪雨の時に、避難所が開設される前から、多くの住民が乙島小学校に来ていたという経験から、避難所の早期開設の必要性を痛感し、昨年の9月から署名活動を行って172人分の署名を集めました。白神さんは、「国の基準だと人の命がなくなります。倉敷市独自の基準で安心できる避難所を設けて欲しい」と訴えました。