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週刊かわら版

円通寺で三十三観音開眼法要

円通寺

2019年5月18日

円通寺で三十三観音の移設が完了し、開眼(かいげん)法要が営まれました。曹洞宗の寺、円通寺は、中国5県に点在する三十三ヶ所の観音霊場のうち、星浦観音(ほしうらかんのん)と呼ばれる聖観世音(しょうかんぜのん)菩薩像をまつった7番札所となっています。この観音参りの順路が急勾配の山道、およそ1、5キロの道のりにあったため、お参りがしやすいようにと、観音像の移設が計画され、上野石材の職員がおよそ1ヶ月かけて、白華山の頂上周辺の遊歩道に、30体の石像を移設しました。この日の開眼法要は、本堂での法要のあと、仁保哲明住職ら5人が檀家らおよそ30人とともに観音参りの順路をめぐりました。そして星浦観音のお堂に戻ったあと、仁保住職と観音奉賛会の菊池東会長がそれぞれ挨拶にたちました。また今回の観音像の移設にあわせて、星浦観音堂に、中国33観音霊場の砂を集めて順に踏んで歩くと巡礼と同じ参拝ができるという「お砂踏みの場」が新たに設けられました。