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週刊かわら版

高梁川水害タイムライン完成式

国民宿舎サンロード吉備路

2019年6月13日

総社市にある国民宿舎サンロード吉備路で、高梁川水害タイムライン、令和元年度版の完成式が開かれ、およそ60人が出席しました。式典でははじめに中国地方整備局の岩崎 福久(いわさき よしひさ)河川部長が治水対策におけるタイムラインの意義について話しました。この「高梁川水害タイムライン」は、昨年7月の豪雨災害を教訓に、高梁川水系で再び大規模な氾濫が懸念される場合、国や県、流域の自治体、また交通・ライフライン・報道などの機関が、いつ、どのような行動をすればよいかを災害の発生が予想される日の3日前から時系列で整理したもので、今年の3月から検討会を設けて議論してきました。式では、タイムラインの検討会で座長を務めた、岡山大学大学院環境生命科学研究科の西山 哲(にしやま さとし)教授が、倉敷市の伊東香織市長をはじめ、式に出席した市長と町長にタイムラインの冊子を手渡しました。完成したタイムラインはこの日の式をもって実際の運用へと移され、この秋には運用実績を元に振り返り、さらなる計画の改善を図るということです。