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週刊かわら版

小田川合流点付替え工事着工式

柳井原小学校

2019年6月16日

柳井原小学校の体育館で、倉敷市と国土交通省中国地方整備局が主催する、小田川合流点付替え工事の着工式が行われ、およそ180人が出席しました。式では、国土交通省の大塚高司(おおつかタカシ)副大臣があいさつし「真備地区の一日も早い復旧、復興に向けて、安心・安全な暮らしに繋がる事業の完成に努めたい」と述べました。この事業は、小田川と高梁川の合流地点を、およそ4.6キロメートル下流に付け替え、高梁川の水位が上昇した際、支流にあたる小田川の水の流れを妨げる、バックウォーター現象の発生を抑えることを目的としています。現在は、県道の迂回路の設置や堤防を作るための工事用道路の設置などを行っていて、今後は、新しい合流点のそばにある南山(みなみやま)を掘削し、その土砂を使って堤防を作ります。この付替え事業は、令和5年度末に完了する予定となっています。式典では、大塚副大臣や伊東市長らが、工事の安全を祈願する、鍬入れ(くわいれ)を行いました。