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週刊かわら版

くらしき作陽大学の学生が炊き出し実習

くらしき作陽大学

2019年6月19日

くらしき作陽大学では、現代食文化学科の3年生を対象に、毎年この時期に炊き出し実習を行っています。この日の実習では、給食計画論と、給食管理実習を履修している43人がに取り組み、学生が考案した「野菜雑炊」と「紅茶蒸しパン」を作りました。野菜雑炊には、備蓄品として使える「焼き鳥の缶詰」や「乾燥野菜」などを使用して、災害時に不足しがちな栄養素の補給を考慮し、紅茶蒸しパンも常備しやすい材料を使用しています。調理方法もポリ袋に食材を入れて茹でる「パッククッキング」という方法を取り入れました。学生たちは、調理の様子も見学できるようにして100食分の準備にあたりました。5号館の玄関では、災害時に3日間過ごすために必要な備蓄品の展示が行われました。昼12時30分からは、学生や地域の人などに炊き出しが行われ、あわせて、現代食文化学科の学生が考案した災害食15品を掲載した「レシピ集」が配られました。