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週刊かわら版

「良寛椿の会」始動

円通寺

2019年7月5日

良寛椿の会が、造園業者を招いて円通寺の椿の再生を図る処置を行いました。円通寺の境内にある「覚樹庵」の跡には、樹齢が百年を超える椿の木があり、地域の人から「良寛椿」という名で親しまれています。しかし近年はほとんど花が咲かなくなるなど、木の衰えが目立っていて、この現状を憂いた柏島の安藤 瑞子(あんどう かずこ)さんの呼びかけで、玉島の住民9人による「良寛椿の会」が発足しました。7月5日には、岡山市の造園業者「山都屋(やまとや)」の魚井 聖一(うおい せいいち)さんと大熊 紗織(おおくま さおり)さんの2人が円通寺に招かれ、椿の状態を診断して処置にあたりました。樹木医の資格を持つ魚井さんと大熊さんは、会員たちが見守る中、「エアースコップ」という機材を使って、椿の周りに穴を開け、たい肥や炭などを入れていきました。