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週刊かわら版

平成30年7月豪雨災害 追悼式

真備支所

2019年7月6日

西日本豪雨から1年となる7月6日に、真備支所で犠牲者の追悼式が営まれ、290人が参列しました。追悼式では、豪雨災害の関連死を含む犠牲になった62人の名前が読み上げられ、全員で黙とうを捧げました。式辞では倉敷市の伊東 香織市長が一年前を振り返り、「本年を復興元年として、皆で頑張ってまいります。」と述べました。遺族代表の言葉では、母の庚恵(かなえ)さんを亡くした齋藤 謙介(さいとう けんすけ)さが「すぐ近くにいたにもかかわらず、何もしてあげることができなかった。」と振り返り、「母親から学んだ命の尊さの教えは、孫の代になっても生き続けていく。」と述べました。そして、参列者が順に献花台に花を手向けました。また、追悼式の後には、真備支所の入り口近くに建立された「豪雨災害の碑」の除幕式が行われました。この石碑は、浸水で被害にあった真備地区の3つの石材店が製作したもので、被災当時の状況や災害の記憶を後世に伝えていくことなどが刻まれています。