乙島にある「神戸税関水島コンテナ検査センター」でテロ対処訓練が行われました。この訓練は、今年の10月に、岡山市で「G20 保健大臣会合」が開催されることなどを踏まえて水島税関支署と玉島警察署が合同で行ったものです。訓練には、水島税関支署と岡山県警警備部機動隊、それに玉島警察署の警備課と地域課からあわせて26人が参加した他、岡山と広島の自衛隊と、倉敷市消防局からあわせて5人が、傍聴者として参加しました。訓練は、トラックで搬入されたコンテナの中に、不審物が積まれていたという想定で行われ、まずは、施設内にある大型Ⅹ線検査場でコンテナを調べたところコンテナの内部に不審物が確認されたことから、扉を開けて、中にあった段ボール箱の表面を布でふき取り、目に見えない粒子を採取して不審物を解析する装置にかけました。そのあと、車に搭載されているX線の検査装置で箱の内部を調べた結果、箱の内部に配線や基盤があることを確認し、警察に通報しました。