27日に、戸島神社の秋季例大祭「乙島祭り」が本祭りの日を迎え、神社の境内は、朝も夜も多くの人の熱気に包まれました。この日は午前4時から、乙島の各支部の青年団が、千歳楽や御船、だんじりを担いで石段をのぼり、戸島神社の境内に集まりました。全ての奉納が終わると、金の神輿に戸島神社の御霊(みたま)が移され、氏子の町内をまわる御神幸(ごじんこう)に出発しました。今年の大当番は掘貫町内会が務め、神輿が堀貫公会堂に到着した後、戸島神社の桑野重臣宮司が神事を執り行いました。午後5時頃、神輿が神社に戻った後、今年はおよそ70年ぶりに氏子らが神輿を担いで石段を登りました。その後、千歳楽や奴・鬼・獅子舞の奉納が行われました。また一夜明けた28日は、午前7時から戸島神社の境内などに、クラレ倉敷事業所の職員や乙島青年団、それに地元の氏子など、およそ150人が集まり、清掃活動にあたりました。