たまテレちゃんねる

週刊かわら版

玉島宵灯り 一部のイベントを開催

2020年2月29日

桃の節句に合わせて毎年行われている観光イベント、「玉島みなとお雛づくし」が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため規模を縮小し、前夜祭にあたる「玉島宵灯り」も一部のイベントだけが開催されました。矢出町にある西爽亭では、「玉島宵灯り」の当日に、予定通り庭園のライトアップを行いました。今年は、例年ほどの来場者数にはなりませんでしたが夜の庭園の佇まいと雛人形の華やかさは例年通りの見事さで、訪れた人たちは 静かな空気の中、和の風情を堪能していました。豊島屋では、東日本大震災で被災した福島県いわき市の人たちが作った「吊るし雛」を毎年「玉島みなとお雛づくし」にあわせて展示しています。豊島屋では、毎年前夜祭の玉島宵灯りの日ににゅうめんの接待を行っていて、今年は、うどんに変えて50食分を用意しました。来客数が心配されましたが、接待が始まってすぐに10人ほどが訪れ、和やかな雰囲気の中、湯気の立つうどんを味わっていました。3人の子どもと一緒に訪れた女性は、「イベントを自粛している所が多い中、こうしてうどんを振舞っていただけるのは本当にありがたいです。」と喜んでいました。