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週刊かわら版

災害廃棄物処理完了 最終搬出

2020年4月16日

岡山県から委託された廃棄物処理業者14社で構成する「岡山県災害廃棄物処理業務共同企業体」は、平成30年7月豪雨災害で発生した倉敷市と総社市のおよそ30万トンの災害廃棄物の処理に取り組んできました。共同企業体は、平成30年の11月から、JFEスチールの構内に設置された災害ゴミの二次仮置場の管理と運営を行っていて、令和2年7月までに廃棄物の処理を完了させることを目標に作業にあたってきました。作業は目標より2か月ほど早く完了し、この日は、最後となる災害廃棄物を搬出しました。搬出を前に、岡山県や倉敷市などの関係者による仮置き場内の視察が行われ、共同企業体の岡野 英隆(おかのひでたか)統括所長が、災害廃棄物処理施設の前で処理方法などについて説明しました。その後、災害廃棄物の最終運搬車両2台を関係者が拍手で見送りました。この災害廃棄物の可燃物は倉敷市水島清掃工場に。不燃物は、岡山県環境保全事業団水島処分場に運ばれ、不燃物は埋め立て処分されます。