岡山県は、政府が4日に、全国に発令している緊急事態宣言を5月末まで延長したことを受けて、5日の午後2時から岡山県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開きました。会議では、引き続き自粛を求めるものと、緩和していくものなどについて話し合いました。岡山県の伊原木 隆太知事は、7日以降は外出自粛要請を緩和し、県をまたいだ移動に限定することの他、事業を継続、再開する事業者には充分な感染対策を行い、3つの密を避けてもらうこと、県内の施設については、県外からの観光客が少ない場所は順次再開していくことなどを説明しました。会議の後に行われた会見で伊原木知事は、大型連休中営業自粛要請を行っていたパチンコなどの遊技場に関して、自粛の要請は6日までとし、その後は、県外からの客の利用を控えてもらうため、入場の際に身分証の確認を行うことを要請すると、話しました。また、同じく、営業の自粛を要請している旅館やホテルなどの宿泊施設に関しても、しばらくの間、県外からの客は遠慮してもらうように要請することを説明しました。