14日に政府が、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、特定警戒地域8都道府県を除く、全国39都道府県の緊急事態宣言を解除することを発表しました。緊急事態宣言の解除の対象となった岡山県は、岡山県庁で「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開き、今後の対応について協議しました。伊原木隆太県知事は、岡山県の感染者数は少ないが、隣の兵庫県は特定警戒地域となっていることから、今後も慎重な行動を心がけるよう、県民に呼びかけていくと話しました。岡山県は、50人以上が集まるイベントや会合については、開催を自粛するように要請しました。県立学校については、大型連休後の新型コロナウイルスの潜伏期間を考慮し、これまで通り5月31日までを休校とし、再開については専門家と協議するとしています。伊原木県知事は「今までの努力が無駄にならないように、今月中は、県境を越えた移動はしないでください」と述べ、社会経済活動と感染拡大防止を両立させるためにも、県民に慎重な行動を呼びかけました。