たまテレちゃんねる

週刊かわら版

マスカット・オブ・アレキサンドリアの初出荷

2020年5月31日

マスカットの産地の船穂では、新型コロナウイルスの影響で、販売の拠点となる百貨店などが休業したことから、再開の状況を見て、例年よりも初出荷の日を遅らせました。この日は、船穂町内のぶどうの生産者のうち5人が、およそ1トンのマスカットなどを JA晴れの国岡山船穂フルーツフラワーセンターに搬入しました。運び込まれたマスカットは、船穂町ぶどう部会の会員が検査にあたり、等級が決められました。 船穂町ぶどう部会の部会長をつとめる浅野 三門(あさのみかど)さんの話しによると、今年は、4月と5月の天候が良かったことから、糖度の高いマスカットが出来ているということです。梱包されたマスカットが、トラックに全て積み込まれた後には、トラックの第1便を祝う出発式が行われました。式では、始めに、ぶどう部会の浅野部会長が挨拶に立ち、「新型コロナウイルスにより、大変な困難が予想されるので、例年にも増してより一層の協力をお願いします。」と出席者に呼びかけました。そして、ぶどう部会の副部会長の浅野 陽一(あさの よういち)さんの音頭で、お茶で乾杯し、トラックを見送りました。