たまテレちゃんねる

週刊かわら版

市職員が避難所開設訓練

倉敷西小学校

2020年6月24日

倉敷西小学校の体育館で、倉敷市に今年度採用された職員を対象とした研修が行われ、災害が発生した際の倉敷市の職員としての心構えを学ぶ講習が行われました。講習では、倉敷市防災危機管理室の渡邉直樹(わたなべナオキ)副参事が講師を務め、平常時と比べ、できることが限られる災害時に、優先順位を考えて行動することの大切さを伝えました。訓練は、梅雨前線の影響により大雨警報が発令され、市の災害対策本部が、警戒レベル3にあたる「避難準備、高齢者等、避難開始」を発令したことから、避難所を開設するという内容で進められました。今回の避難所は、新型コロナウイルス感染症の対策を取ることが求められていて、避難所の受付に、飛沫感染防止用の仕切りを作ったほか、避難所を訪れた人の体調を確認する準備や、間隔をあけて並んでもらうための印つけ、避難した人が過ごすスペースの、間隔を十分にとる工夫などに取り組みました。併せて、タブレット端末を使って、倉敷市役所にいる防災推進課の職員に、避難所の現状を素早く連絡する訓練も行われました。また、西日本豪雨の経験を踏まえ、避難所に体が不自由な人やペットを連れた人などが訪れることを想定した対応訓練も、グループごとに行いました。