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週刊かわら版

平成30年7月の西日本豪雨 倉敷追悼式

真備支所

2020年7月6日

平成30年7月の西日本豪雨から2年が経過し、倉敷市が真備支所で追悼式を行いました。今年の追悼式は、新型コロナウイルス感染症の影響により、参列者の数を減らすなど、規模を縮小して行いました。式では、まず豪雨災害で犠牲になった人の名前を読んだあと、一分間の黙とうを捧げました。式辞では、倉敷市の伊東香織市長が「被災者の見守り支援に努め、最後の一人まで真備に戻って来られるように全力で取り組んでいきます」と決意を新たにしました。追悼の言葉では、岡山県の伊原木隆太知事が、「新型コロナウイルスに留意した避難の啓発に努め、今後5年間で集中的に河川の掘削工事を進めていきます」と述べました。続いて、遺族を代表して須増藍加さんが、祖父を災害で亡くした思いや当時の状況について述べました。住民代表の挨拶では、真備地区まちづくり推進協議会連絡会の中尾研一会長が、「災害の教訓を胸に刻み、一人一人が高い防災意識を持ち続ける『災害に強いまちづくり』の環境整備に取り組んでいきます」と話しました。そして、遺族の他、伊東市長や伊原木知事など、県と市の代表者がそれぞれ花を供えました。