羽黒神社には、12の末社(まっしゃ)があり、毎年夏には、「天神祭り」を2日間の日程で開催しています。今年は、24日と25日に「天神祭り」が開催され、初日は、例年と同じく宵宮祭と講社祭(こうしゃさい)が執り行われました。そして、例年なら祭りの2日目には、玉島商業高校の野球部の部員たちが神輿を担いで羽黒神社の界隈を練り歩きますが、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、部員たちが担ぐのをやめました。 神輿は、車輪をつけて羽黒神社の氏子青年会の会員などが港まで引っ張り、神社の御霊(みたま)を船に載せかえて、海の安全を祈願する「渡御」に出発しました。なお、羽黒神社の境内で2日目の夜に行われている催しも規模を縮小していて、玉島少年少女合唱団の歌の奉納は予定通り行いましたが、玉島商業高校の書道部のパフォーマンスや和太鼓のグループの演奏は中止となっています。