沙美海水浴場の西浜と東浜で、沙美小学校区小地域ケア会議、通称さみっとが主催する「ビーチクリーンアップIn沙美」と題した清掃活動が行われました。開会式では、清掃活動に共催している沙美社会福祉協議会の原田貞男会長が挨拶に立ち、「渚百選に選ばれている沙美海岸の美しさを守っていくために宜しくお願いします」と述べました。開会式の後、参加者が火ばさみとゴミ袋を持って砂浜に行き、ゴミを拾い集めました。さみっとは、民生委員や愛育委員、社会福祉協議会などで構成している団体で、暮らしやすい街づくりを目的に活動しています。メンバーは地域の課題に取り組もうと、3か月に1回程度集まっていて、その中で、沙美の砂浜のゴミが問題になりました。例年は、海開きの前に地元の人たちが清掃活動を行ったり、沙美海水浴場運営委員会のメンバーや沙美小学校の子どもたちが定期的にゴミ拾いをしたりして、綺麗な砂浜を保っていますが、今年は新型コロナウイルスの影響により海水浴場や海の家は、開設されていません。しかし、夏を迎えて沙美浜を訪れる人は多く、中にはゴミを持ち帰らない人もいて、砂浜には、ゴミがそのまま置かれていることもあるということです。清掃活動に参加した人たちは、歩きながら、一つ、ひとつ丁寧にゴミを拾っていました。