たまテレちゃんねる

週刊かわら版

終戦記念日に平和の鐘

2020年8月15日

倉敷市は、戦時中に水島が空襲を受けたことから、水島緑地福田公園内に、「平和の鐘」を平成2年に建立しました。以来、水島空襲の日と広島・長崎の原爆の日、それに、終戦記念日の年に4回、平和の鐘を鳴らしています。終戦から75年を迎えた今年は、倉敷市役所の職員や倉敷南ライオンズクラブの会員など、およそ50人が公園に集いました。鐘を鳴らす前に、県内を拠点に活動しているミュージカル女優の清水 ゆきさんが、戦後75年を記念して作詞した「亀島山の歌」と「平和の鐘を鳴らそう」の2曲を歌いました。「平和の鐘を鳴らそう」は、福田町に住む岡部 学さんが書いた詞に、北畝に住む大塚 雄子さんが曲をつけたものです。歌の披露のあとは、戦没者追悼式に合わせて、正午の時報を合図に清水さんと大塚さんが鐘を鳴らし、参列者が1分間の黙とうを捧げました。黙とうのあと、核兵器の廃絶の願いや平和への思いを込めた風船を空に放ちました。