9月に開幕した岡山県選手権大会は、27日に決勝戦を迎え、玉島高校は、創志学園との試合に挑みました。今年の新人戦では、創志学園に敗れ、準優勝に終わった玉島高校ですが、新チームとなっては初めての対戦となります。試合が動いたのは、前半8分。ペナルティーキックのチャンスで3年生の友定たかや君が、確実にキックを決め、玉島高校が3点を奪います。しかし、相手ボールのスクラムからトライを奪われ、創志学園に逆転を許してしまいます。前半終了間際のラストプレーでチャンスをつかんだ玉島は、敵陣に攻めこみ、3年生の渡辺 敬太君が持ち込みトライ。5点を返した玉島は、19対8として前半を終了します。後半に入っても創志学園の勢いは止まらず、3本のトライを奪われます。前半に3本、後半にも3本のトライを奪われた玉島は、創志学園に38点を奪われるという一方的な試合内容になりました。それでも試合終了間際、玉島高校は敵陣に攻め込み、フォアードが得意のモールで押し込みトライ。この日2本目のトライを奪い、花園予選に期待を持たせる形で試合を終えました。