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週刊かわら版

高橋秀さん 文化功労者に選ばれる

倉敷市立美術館

2020年10月26日

沙美在住の現代美術作家、高橋秀(たかはししゅう)さんが、文部科学大臣が選出する「文化功労者」に選ばれ、倉敷市立美術館で記者会見が行われました。現在90歳の高橋さんは、41年余りローマを拠点に活動していて、日本人ではじめて ローマ国立近代美術館で展覧会を開催した他、国内でも様々な賞を受賞しています。平成16年に帰国し、沙美に住宅とアトリエを構えてからは、若手作家の海外留学を支援する秀桜(しゅうおう)基金を設立するなど、後進の育成にも力を注いでいます。今回選ばれた文化功労者は、文化の向上発達に関し 特に功績が顕著(けんちょ)な人に贈られるもので、文部科学大臣が選出しています。会見で高橋さんは、「どんな職業であっても創作の心を忘れないでほしい」と若い人たちにエールを送りました。