秋季岡山県高校軟式野球大会の決勝戦の再試合が行われ、県立玉島高校が倉敷工業高校と対戦しました。高梁市のなりわ運動公園野球場で、前日に延長15回で引き分けとなった決勝戦の再試合が行われました。玉島高校の先攻で始まった試合は、この日も両チームのエースの投げ合いとなり、7回までスコアボードにはゼロが並びました。8回の表に、玉島高校は、先頭バッターがツーベースヒットで出塁したあと、ランナーを3塁まで進めます。そしてツーアウト1塁3塁から、ライトオーバーのタイムリースリーベースヒットでランナー二人が生還し、玉島高校が2対0とリードします。その後、玉島高校は、9回の表にも先頭バッターが出塁すると、ワンアウト2塁と追加点のチャンスをつかみます。そして続くバッターは、サードゴロとなりますが、1塁へ送球する間に、好スタートを切っていたランナーが、一気にホームイン。1点を追加し、玉島高校が3対0とリードを広げます。玉島高校の先発投手は、9回になっても球威は衰えず、倉工打線に得点を許しません。そして最後のバッターをファーストフライに打ち取り、ゲームセット。玉島高校が3対0で倉敷工業を破り、26年ぶり2度目の秋季大会優勝を勝ち取りました。