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週刊かわら版

南浦愛育委員会が防災を目的に南浦をウォーキング

南浦小学校

2020年11月9日

南浦愛育委員会が地元の防災対策を学ぼうと南浦小学校の西校舎に集まり、南浦自主防災会の小林(こばやし)竹治郎(たけじろう)会長を講師に南浦地区をウォーキングしました。南浦自主防災会は、愛育委員や民生委員など南浦の住民64人で今年の8月に発足し、災害発生時の被害を最小限にとどめることを目指して活動しています。まず小林会長が16年前に台風16号が南浦のおよそ100世帯に床下浸水の被害をもたらしたことなどを話しました。その後、西校舎内にある備蓄倉庫に移動し、飲料水や毛布などの300人弱の災害の備蓄品があることを確認しました。続いて南浦公園へと移り、小林会長からこの公園には緊急の放送ができる「屋外拡声塔」と呼ばれる大きなスピーカーと、必要な時に住民が持ち出して浸水対策ができる「土のう置き場」が設置されていることを聞き、いざというときの備えを確認しました。最後に一行は海岸にある防潮堤に移動し、水門の看守もしている小林会長から、南浦地区には海沿いに6か所の水門があることや、台風などが接近した時には看守人が夜通し作業に当たっていることなどの話を聞きました。