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週刊かわら版
爪崎遊心クラブが石碑建立
2020年12月2日
爪崎老人クラブをもとに発足した爪崎遊心(ゆうしん)クラブのメンバー7人が、地区内の古い井戸とハゼノキの前の2か所に石碑を建てました。メンバーはまず、井戸の石碑を建立し、重さ100キロを超える石碑に縄をかけて、所定の位置に設置しました。爪先遊心クラブは日ごろ、グラウンドゴルフ大会や清掃活動などを共にしている人たちで、この活動は、爪崎地域の歴史的な遺物を住民たちにより深く知ってもらおうと行ったものです。石碑には、この井戸が飲み水の確保のために江戸時代に作られたことなどの歴史が刻まれています。一行はそのあとファミリーマート新倉敷北店の道路を挟んで西側にあるハゼの木に移動しました。ハゼの木は樹齢およそ360年の老木で、備中松山藩主の水谷勝隆(みずのやカツタカ)が新田開発の際に産業発展への願いを込めて植えたものの1つと言われています。この木は、昭和20年代に落雷で幹の大半を焼失しましたが、今は残りの部分が成長し多くの葉をつけています。遊心クラブのメンバーは石碑を立てたあと、清めの酒と塩をまいてお祓いしました。