政府が1都3県を対象に2度目となる緊急事態宣言を発令した事を受けて、岡山県は県庁で新型コロナウイルス対策本部会議を開きました。岡山県の伊原木隆太(いばらぎ りゅうた)知事は、「緊急事態宣言がでている地域との不要不急の往来を控える事」と、「それ以外の地域の移動も慎重に行うこと」を県民に要請すると発表しました。またこれまで通り3つの密を避けるなど「新しい生活様式の実践」を徹底する事や長時間大人数での飲食を控える事を求めています。イベント等の開催については、「3つの密が発生しない席の配置」や、「人との距離の確保」などを行った上で、参加者の連絡先の確認や、県が行っている接触確認アプリを活用し、行動管理をしてほしいとしています。また倉敷市役所でも新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開かれました。会議の後、伊東市長が説明に立ち、市内の感染状況について家族間での感染が増加傾向にあると話し、今後の感染拡大防止のために「家族でのマスク着用の必要性を強く呼びかけたい」と述べました。特に無症状の感染者がウイルスを家庭に持ち帰り、感染を広げている状況にあると話し、食事中の飛沫防止に有効なテーブルマナーマスクの利用を薦めています。