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週刊かわら版

倉敷市文化財保護審議会

円通寺

2021年2月8日

柏島にある曹洞宗の寺、円通寺で、倉敷市文化財保護審議会が開かれ、審議会の委員11人の他、円通寺の仁保哲明(にほテツメイ)住職と市の職員らが出席しました。倉敷市の文化財保護は、教育委員会の中にある、文化財保護課が担当していて、歴史的な建造物の所有者などから、保護の申請を受けた際、専門家からなる「文化財保護審議会」に諮問し、最終的な決定を教育委員会が行っています。この日は、委員のひとり、澁谷 俊彦(しぶやトシヒコ)さんが、申請を受けている円通寺の本堂について説明しました。澁谷さんは、本堂の建築年代は、古文書などが少なく、詳しくわからないが、江戸時代前期に成立した基本形の一つ、「広縁6室型(ひろえんロクしつがた)」と呼ばれる形式で作られていて、良好な状態で保っていることなどから、倉敷市の重要文化財にふさわしいと話しました。