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週刊かわら版
乙島の國和産業が県内初の渋柿の植樹式
2021年3月12日
県内初の渋柿のジョイント栽培に取り組む乙島の菓子メーカー國和産業が柿の植樹式を行いました。柿を使ったお菓子を主力として製造・販売している「國和産業」が、乙島にある農業試験場で植樹式を行いました。式ではまず、國和産業代表取締役社長の友國正明さんが挨拶に立ち、植樹の経緯を説明しました。國和産業は、柿農家の高齢化が進み、生産が減少していることから、「柿から地方創生プロジェクト」と題して、県内の農作放棄地や、廃業する柿農家の畑を引き継ぐ事業を行っています。この事業の一環として、乙島にある農業試験場で、渋柿の一種、「西条柿」のジョイント栽培を始めることを決めました。「ジョイント栽培」は、1年間育てた専用の苗木を、間隔をあけて直線上に植え、苗木から生えてきた枝と枝を繋げていくという、果樹の栽培方法の一つです。式では出席者が専用のスコップで穴をあけ、苗を丁寧に植えていきました。