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週刊かわら版

円通寺で石碑の除幕式

円通寺

2021年5月16日

円通寺で良寛と生前良寛の絵を描いていた画家の石碑の除幕式が行われました。円通寺で、良寛の漢詩の、石碑の除幕式が行われ、円通寺の関係者や良寛会の会員などが出席しました。はじめに仁保哲明住職が経文を唱え、出席者が焼香しました。この石碑の除幕式は、良寛の190回忌の法要と、全国良寛会玉島大会に合わせて実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、法要と良寛会の全国大会が1年延期になったことから、この日に執り行われました。式では、焼香の後、仁保住職と、岡山県良寛会の森石武士会長、玉島大会の菊池東実行委員長が石碑の除幕を行いました。高さ180㎝、横幅120㎝のこの石碑は、御影石(みかげいし)で造られていて、良寛が詠んだ漢詩が掘られています。つづいて、故、宮尾清一さんの歌碑の除幕式が行われました。平成15年に他界した画家の宮尾さんは、生前、良寛の絵を描いていました。除幕式では、宮尾さんの孫にあたる、器楽堂老舗の器楽堂ゆう子さんが、石碑を建立することになった経緯を話しました。石碑は、香川県の庵治石(あじいし)で造られていて、宮尾さんが詠んだ和歌が掘られています。