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週刊かわら版

柏島の福寿院で上棟式

福寿院

2021年5月28日

柏島の福寿院で上棟式が行われました。240年の歴史を持つ、柏島にある天台宗の寺、福寿院では、老朽化が進んでいた客殿(きゃくでん)と、庫裡、(くり)それに位牌堂(いはいどう)の建て替え工事を昨年からすすめています。およそ11ヵ月の工事期間を経て、棟上げの作業が終わった客殿で28日に上棟式が行われました。建て替え中の客殿は地下1階地上1階の木造で、高齢の信徒らが参詣しやすいようにエレベーターやスロープを設けます。上棟式は仏式で行われ、松原弘明(まつばらこうみょう)住職が読経したあと参列者が焼香に立ちました。そして、天台宗岡山教区の宗務所長(しゅうむしょちょう)をつとめる本性院の永宗 幸信(ながむねこうしん)住職らが祝辞を述べました。法要ののち、工事を請け負っている業者が伝統の儀式を執り行う、工匠式(こうしょうしき)が行われ、客殿の棟上げを祝いました。