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週刊かわら版

玉警若手署員が農産物盗難防止の研修会

玉島北ピーチセンター

2021年6月25日

玉島警察署の若手署員が農産物盗難防止の研修会に臨みました。玉島北ピーチセンターで、玉島警察署の若手署員を対象にした研修会が開かれました。この研修会は、盗難被害にあうことの多い、桃やブドウといった地域の特産品の、出荷作業や生産現場の様子を見て、生産者の声を直接聞くことで、被害の防止や窃盗犯の検挙に役立ててもらおうと、玉島警察署の地域課が企画し、初めて開かれたものです。研修会には、交番などに勤務する、配属1年以内の若手署員5人が参加し、まずはセンター内の選果作業を見学しました。そのあと、玉島と船穂で農業を営む生産者から、実際にあった、果物の盗難被害について話を聞きました。ピーチセンターでの研修のあと、陶の桃農家、渡辺常吉(わたなべつねきち)さんの作業小屋を訪れ、渡辺さんが桃の収穫作業の説明のあと、若手署員に、取れたての桃をふるまいました。 このあと一行は、渡辺さんの所有する桃畑に移動し、桃の収穫方法などを教わりました。 玉島警察署の地域課によると、平成26年の夏に、金光で650個、里庄で50個の桃が盗まれる被害があり、昨年も船穂でシャインマスカットなどのブドウの盗難が3件発生しているということです。