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週刊かわら版

豪雨災害から3年 真備で倉敷市追悼式

マービーふれあいセンター 竹ホール

2021年7月6日

西日本豪雨から3年を迎え、倉敷市追悼式が行われました。マービーふれあいセンターの竹ホールで、倉敷市が主催する平成30年7月豪雨災害追悼式が開かれました。倉敷市の追悼式は、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年から規模を縮小して行っています。式では、豪雨災害で犠牲になった人たちの名前が読み上げられた後、出席者全員が黙とうを捧げました。次に、伊東香織倉敷市長が挨拶に立ち、哀悼の想いを述べました。また、式に出席した伊原木隆太岡山県知事は、「県民の暮らしと地域経済の復興に全力で取り組みたい」と述べました。続いて、遺族を代表して、岡山市在住の松村好美(まつむらよしみ)さんが挨拶し、災害により当時84歳だった母親を失った悲しみは、3年たった今でも癒えることはないと話し、「災害から命を守るための、『備えの大切さ』を語り継ぐことが、復興につながる」と述べました。そのあと、住民代表として、真備地区まちづくり推進協議会連絡会の会長をつとめる、加藤良子(かとう よしこ)さんが挨拶し、当時のことを後の世代に伝えていく「記録誌」を作成したことや、安否確認の訓練などを行って災害に強いまちづくりに取り組んでいることを話しました。そして、式に参列した遺族から順に、出席者が献花台に白い菊の花を供えました。