滝本洋三(たきもと ようぞう)さんの絵画展が玉島市民交流センターで開かれています。9月29日に77歳の喜寿(きじゅ)を迎える滝本 洋三さんが、玉島市民交流センター1階の美術展示室で絵画展を開いています。滝本さんは、乙島にある空手道場 誠道館の館長をつとめている他、長年おかやま山陽高校の空手部の監督として多くの生徒を全国大会に導きました。幼い頃から絵が好きだった滝本さんは、画家の故 藤沢 人牛(ふじさわ じんぎゅう)氏から日本画を学び、4年連続で岡山県美術展覧会で入選を果たしています。高校を定年で退職した滝本さんは、2008年にパーキンソン病と診断を受け、手足の震えなどで気分が落ち込みがちだった時に、気分転換とリハビリを兼ねて、部活動の指導のためやめていた絵を再び描いてみようと思い立ちました。現在滝本さんは、日本画と墨彩画に取り組んでいて、会場には、アジサイや菊といった花や、サバや蟹などを題材にした作品、合わせて53点を展示しています。滝本さんの個展は29日(水)まで玉島市民交流センターで開かれています。