「秋季中国地区高等学校軟式野球大会」の決勝戦が行われ、県立玉島高校が優勝に輝きました。第30回秋季中国地区高校軟式野球大会が9日に日程最終日を迎え、県立玉島高校と浜田高校の決勝戦が、山口県(やまぐちけん)柳井市(やないし)のビジコム柳井(やない)スタジアムで行われました。この秋の中国大会は、これまで親善試合として行ってきましたが、今回から公式戦に格上げされています。両チーム無得点のまま迎えた3回のウラ、玉島高校は3番のキャプテンがレフト前にタイムリーヒットを放ち1点を先制します。6回のウラ玉島高校はフォアボールや送りバントなどで、ツーアウト2塁と追加点のチャンスを迎えます。ここで7番がライト前にタイムリーヒットを放ち玉島高校は2対0とリードを広げます。玉島高校のエースは、8回のワンアウトまで一人のランナーも出さず、パーフェクトなピッチングを見せました。8回の表に、初めてフォアボールでランナーを背負いますが、ここもピッチャーゴロでダブルプレーに打ち取り、最後まで浜田打線につけ入る隙を与えませんでした。結果、玉島高校が2対0で浜田高校を破り、秋の中国大会の初代チャンピオンに輝きました。