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週刊かわら版

倉敷美観地区の星野仙一記念館が閉館

星野仙一記念館

2021年11月30日

倉敷美観地区にある星野仙一記念館が閉館しました。元プロ野球選手、星野仙一さんの功績を称える星野仙一記念館が30日、閉館の日を迎えました。倉敷市水島に生まれた星野仙一さんは倉敷商業高校から明治大学に進学。ドラフト1位でプロ野球中日ドラゴンズに入団後、投手として活躍。その後は中日、阪神、楽天でも監督を務め、リーグ優勝4回、日本一1回と監督としても輝かしい功績を残しました。2008年3月には美観地区の中に「星野仙一記念館」をオープンさせ、以降13年間、親友である延原敏郎さんが館長を務めてきました。先月、11月末の閉館が発表されると、およそ1ヶ月で8千人のファンが詰めかけ、最終日となったこの日も約200人のファンが別れを惜しみました。そして閉館時間の午後4時前には、多くの関係者が見守る中、延原館長が最後の挨拶を行いました。星野仙一記念館の全ての記念品は、閉館後に倉敷市に寄贈する予定で、今後は倉敷市の判断に委ねるとしています。この日、延原館長に花束を手渡した伊東香織倉敷市長は、今後もこれらを展示する方策を考えていきたいと決意を述べました。