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週刊かわら版

3・1ビキニデー オンラインで全国集会

2022年3月1日

3・1ビキニデーに合わせて、原水爆禁止日本協議会が、オンラインで集会を開きました。原水爆禁止日本(にほん)協議会が、毎年行っている「ビキニデー」の全国集会が 1日にオンラインで開催され、玉島近辺で核兵器廃絶の活動を展開している「玉島浅口地区原水爆禁止協議会」の会員も柏島にある薬局の2階に集まって、その様子を視聴しました。原水爆禁止日本協議会は、1954年にアメリカが太平洋のビキニ環礁(かんしょう)で行った水爆実験により、静岡県のマグロ漁船(ぎょせん)「第五福竜丸(だいごふくりゅうまる)」の乗組員や周辺にある島々の住民が被爆したことを受けて、核兵器の廃絶を訴えようと、1955年の9月に結成されました。今年は、オーストリアのウィーンで核兵器禁止条約の第1回 締約国会議が予定されていることから、この会議で議長をつとめるオーストリア外務省のアレクサンダー・クメント大使も来賓として参加しました。 クメント大使は、日本政府が核兵器禁止条約に反対の立場を取っていることについて触れ、「被爆国である日本がこの会議に参加することは重要です。」と述べました。また、玉島浅口地区原水爆禁止協議会は、日本政府に核兵器禁止条約への批准を求めるためにステッカーを作ったことを集会の参加者に向けて報告しました。