船穂地区社会福祉協議会が主催する福祉講演会が開かれました。9日に、船穂地区社会福祉協議会が主催する「移動福祉講演会」が行われ、船穂の住民22人が参加しました。参加者はまず、真備町にある、高齢者福祉施設「ぶどうの家真備」を訪れ、平成30年7月豪雨の浸水を教訓に設置された、防災タワーを見学しました。このタワーは、高さが4メートルあり、平成30年7月豪雨と同じ規模の水害でも浸水しない造りとなっています。また、デッキ部分には、40人程度が避難できるほか、車いすでも上がれる構造のなっています。ぶどうの家真備代表の津田由起子(つだゆきこ)さんは、このタワーについて「施設の利用者が使うことがあってはいけないと思っています。近所の人のお守りです。」と話していました。