7月23日土曜日と24日日曜日。子どもたちがピアニストの演奏を聴きながら絵を描く他、コンサートやピアノの解体ショーを楽しむイベントが2日間に渡って開かれました。玉島市民交流センターで、ピアニストの中川賢一さんを講師に「展覧会の絵 みんなで描く音楽会&ピアノ解体ショー」が開かれました。1日目の23日は美術展示室で「お絵描きワークショップ」が行われ、およそ80人の子ども達が参加しました。今回のイベントのタイトルにもなっている「展覧会の絵」はロシアの作曲家モデスト・ムソグルスキーのピアノ組曲で、この日描いた絵は翌日のコンサートの演奏中にスクリーンに映し出されます。子どもたちは中川さんの生演奏や話を聞きながら、思い浮かんだことを絵の具やクレヨンを使って表現していました。日程2日目の24日は中川さんのコンサートのあと、「ピアノ解体ショー」が行われました。ショーでは、調律師の佃 実貴子(つくだみきこ)さんが解体を担当し、中川さんと共にピアノはどんな素材でできているか、音はどうして出るのかなどを紹介しました。佃さんが解体する様子は、舞台上のスクリーンに映し出され、子どもたちは2人の話を楽しみながらピアノについて学んでいました。