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週刊かわら版

柏島小学校で パラアーチェリー日本代表の大江佑弥選手が講演

柏島小学校

2022年10月29日

柏島小学校の人権教育講演会でパラアーチェリー日本代表の大江佑弥選手が講師をつとめました。柏島小学校で、4年生から6年生の児童と保護者を対象にした人権教育講演会が開かれ、道口東在住で、パラアーチェリー日本代表の大江佑弥選手が講師をつとめました。現在34歳の大江選手は、27歳の時に、脳出血を発症し、右半身が麻痺する障がいが残りましたが、口を使って弓を引いている人の写真を見たことがきっかけとなってアーチェリーを始めました。現在は、玉島支所に勤務しながら、国際大会にも出場しています。講演では、家族や仲間の支えがあったからこそ「多くのことが乗り越えられた」と感謝の思いを込めて振り返りました。また講演の後には、運動場に出て大江選手の実演が行われました。大江選手は、これまでにも様々な団体や学校に講師として呼ばれていますが、玉島地区の小学校で講師をつとめるのは初めてとなります。大江選手は、50m先の的にある3色の風船のうち、何色を割るかを予告してから矢を放ちました。子どもたちは、大江選手が口で弓を引く姿を静かに見つめ、矢が命中して風船が割れると歓声を上げ、大きな拍手を送りました。